RAS ウェブ管理サービスの構成
最初に、以下のように RAS ウェブ管理サービスを構成する必要があります。
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RAS 管理ポータルで、右上の [ユーザー] アイコンをクリックし、
[管理ポータルの構成]
を選択します。
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再度サインインを求められます。なお正常にサインインするためには、RAS ウェブ管理サービスがローカルサーバー上で稼働している必要があります。これは、リモートサーバーのユーザーが RAS ウェブ管理サービスの構成ページアクセスするのを防ぐためです。
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ローカル管理者またはドメイン管理者のメンバーのユーザー名とパスワードを入力し、
[サインイン]
をクリックします。
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[RAS 管理ポータルの構成]
ページが開きます。
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[RAS ファームアドレス]
フィールドに、この RAS 管理ポータルで管理する RAS ファームのアドレスを指定します。これは、ファームにインストールされている RAS Connection Broker のアドレスです。
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[詳細設定]
セクションで以下を指定します。
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証明書
:この接続に使用する証明書です。
[アップロード]
をクリックして、証明書を選択します。
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証明書のパスワード:
証明書のパスワードです。
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ポート:
RAS 管理ポータルが接続を待機するポート番号です。デフォルトのポートは 20443 です。この番号は、RAS Secure Gateway ポートと競合しないように設定されています。可能であれば 443 に変更することもできます。その場合、接続 URL にポート番号を含める必要はありません。また、任意のカスタムポートに変更することも可能です。たとえば、デフォルトの”URL”: ”https://*:20443”を”URL”: ”http://*:20080”に変更できます。
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管理セッションのタイムアウト:
管理者セッションが切断されるまでの時間です。
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ポーリング間隔:
RAS 管理ポータルで表示されている情報を更新する間隔です。多数の管理者が同時に作業している場合や、多数のホストまたセッションなどが存在する場合は、この値を最大 30 秒まで増やすことができます。
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入力を終えたら、
[保存]
をクリックします。
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