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追加のプロパティ

このページでは、ゲスト VM の準備が整った後に電源状態を制御することで、プロバイダーリソースの使用を最適化できます。大量のゲスト VM を展開し、準備が整った後に自動的に実行する場合、プロバイダーリソースのオーバーコミットメントが発生する可能性があります。さらに Microsoft Azure では、無駄に割り当てられたゲスト VM に不要な料金が発生する可能性もあります。以下のオプションを指定することで、ゲスト VM の電源状態とその他の関連設定を制御できます。

  • 使用可能なバッファを以下に維持: 割り当てられずに、テンプレートのためにセッションが確保されるゲスト VM 数の下限値。割り当てておらず、自由に使用できる状態のデスクトップの数がこの設定値を下回るとすぐに、テンプレートは強制的に別のゲスト VM を作成します。テンプレートは、ゲスト VM の作成に独自の設定(初期電源状態など)を使用します。
  • 準備後のゲスト VM の状態: 準備が整ったゲスト VM に適用される電源状態を選択します。[使用中][停止中]、または [サスペンド] から選択します。電源状態が [停止中] または [サスペンド] に設定されている場合、実行中の(完全に準備が整い、受信接続を待っている)ゲスト VM の数は、[使用可能なバッファを維持] の設定(上記参照)によって制御されます。ゲスト VM 数の上限値が 200 に設定され、ウィザード完了時に展開されるゲスト VM の数が 100 で、準備後の電源状態が“停止中”であるとします。このような構成の場合、100 の複製が展開され、停止中の状態になります。
  • 以下の後に未使用のゲスト VM を削除: リソースを節約するために、未使用のゲスト VM の処理方法を選択します。削除しないように設定するか、削除されるまでの時間を指定します。