ドライブリダイレクトのキャッシュこのトピックでは、RAS RD セッションホスト、VDI、Azure Virtual Desktop、または Remote PC Agent を構成するダイアログで利用できる [ドライブリダイレクトのキャッシュを有効化] オプションについて説明します。このオプションが有効化されている場合、以下で説明するキャッシュのメカニズムがもたらす効果により、リダイレクトされたドライブでフォルダーを参照する速度が向上します。 ドライブリダイレクトを使用する場合、ネイティブの RDP ではファイルやフォルダーを列挙する際の効率性に劣り、ユーザーエクスペリエンスの反応速度が低下し、動作は重くなります。[ドライブリダイレクトのキャッシュを有効化] オプションを有効にすると、セッションホストによってカーネルベースのドライバー(RasRdpFs)が強制的に実行されます。これにより、標準的な RDP と比較して、通信が実行される方法が最適化され、セッションホスト(RDSH、VDI、または Azure Virtual Desktop)のフォルダー構造のキャッシュが追加されます。RAS Console の [適用] によって設定がセッションホストにプッシュされるとすぐに、ドライバーが起動されます。それ以降は、すべての新しいセッションでこの機能が有効化されます。既存のセッションでこの最適化を使用するには、再接続が必要です。 注記
制限事項
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