テナントの構成
テナントブローカーコンソールで既存のテナントのリストを表示するには、[ファーム] > [テナント] を選択します。
[ステータス] 列でテナントの状況を確認できます。値は以下のいずれかです。
テナントのプロパティを確認したり変更したりするには、[タスク] > [プロパティ] をクリックするか、テナントを右クリックして [プロパティ] を選択します。[プロパティ] ダイアログが表示されます。このダイアログで以下のプロパティを確認したり変更したりできます。
- テナントの有効化: テナントブローカーでテナントオブジェクトを有効/無効にできます。
- 名称: テナント名(一意でなければなりません)。
- パブリックドメインアドレス: エンドユーザーが外部から接続する時の接続先になる固有のアドレス(RAS.tenant.com、tenant1.MSP-FARM.com など)。詳細については、「パブリックドメインアドレスの割り当て」を参照してください。
- ゲートウェイモードのクライアントは、サーバー IP により公開済みのテナントリソースに接続します: このオプションを選択すると、クライアントは DNS 名の代わりにテナント IP アドレスを使用します。このオプションは、テナントファームがテナントブローカーファームと同じ DNS プロバイダーを共有していない場合に使用できます。
- サーバーの IP を使用してゲートウェイ経由のトンネリングでテナントセッションを転送する: 公開リソースをホストしているサーバーにクライアントセッションを転送するときに、サーバー名(FQDN、ホスト名)と IP アドレスのどちらかを使用できます。このオプションを選択すると(デフォルト)、セッションの転送のために内部で IP アドレスが使用されます。このオプションをクリアすると、構成されているホスト名が使用されます。
- 説明: テナントの説明(オプション)。テナントの説明は、テナントブローカーコンソールでだけ閲覧できるプロパティです。
- Connection Broker: テナントファームにインストールされている 1 つ以上の RAS Connection Broker の IP アドレス。これは読み取り専用フィールドです。
- テナント招待ハッシュ: テナントをテナントブローカーに接続したときに使用したハッシュ。これは読み取り専用フィールドです。
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