プロバイダー上のゲスト VM の表示

プロバイダーに存在するすべてのゲスト VM（現在 Parallels RAS で管理されていない VM を含む）を表示するには、次の手順を実行します。

1. [ファーム] > [サイト] >[プロバイダー] に移動します。
2. ゲスト VM の情報を表示するプロバイダーを選択し、[ゲスト VM リスト] ボタン（ウィンドウ下部、プロバイダーリストの下）をクリックします。
3. [ゲスト VM リスト] ダイアログが開き、ゲスト VM が一覧表示されます。

このダイアログには、選択したプロバイダーに存在するすべての VM が表示されます。これには、（Parallels RAS ですでに管理されている）テンプレートベースの VM と非テンプレートベースの VM が含まれますが、Parallels RAS の外部でネイティブのプロバイダーツールを使用して作成された仮想マシンも含まれます。このリストの主な目的は、RAS 管理者がプロバイダーのどの仮想マシンを使用できるか容易に確認できるようにすることです。

さらに [ゲスト VM リスト] ダイアログでは、ゲスト VM の次のタスクを実行できます。

1. 管理対象外の VM を含む任意のゲスト VM で、RAS Guest Agent をインストールまたは更新する。
2. ゲスト VM で電源操作（起動、停止、再起動、一時停止、リセット）を実行する。なお、再起動（猶予）を使用した場合は、10 分間のタイムアウトがあります。この時間内に操作が完了しない場合は、リセット操作（強制）となります。Nutanix AHV（AOS）を使用している場合は、サスペンド操作を利用できないことに注意してください。これは、Nutanix AHV（AOS）では仮想マシンのサスペンド操作がサポートされていないためです。
3. 提供されたツールを使用して、リモートデスクトップ接続の確立や ping などの標準的なコンピューター管理タスクをゲスト VM で実行する。
4. ゲスト VM プロパティを表示する。

[VDI] > [デスクトップ] タブから、管理対象ゲスト VM で同じタスク（およびその他のタスク）を実行できます。詳細については、「ゲスト VM の管理」を参照してください。