App-V アプリケーションの公開
Microsoft Application Virtualization(または App-V)は、Microsoft のアプリケーションストリーミングソリューションです。Parallels RAS v16.5 から、App-V アプリケーション公開のサポートが Parallels RAS Console で利用できます。
この文書の作成時点では、App-V サポートには、App-V コンポーネントによりアプリケーションのプロビジョニングが実行されるシナリオが実装されています。
- アプリケーションは、Microsoft のガイドラインに従って、管理者により配列されます。
- アプリケーションは、管理者が作成するネットワーク共有(SMB、HTTPs)に保存されます。
- App-V 管理および公開サーバーは、特定の AD グループのアプリケーションを公開するために使用されます。この AD グループは、管理者により手動で、App-V アプリケーションの公開に使用される RAS Publishing グループと同期する必要があります。
- App-V クライアントは、管理者により手動でインストールおよび構成されます。
App-V アプリケーションの展開と公開のプロセスは、次のようになります。
- App-V シーケンサーを使用して、アプリケーションをパッケージします。
- App-V 管理コンソール、Microsoft SCCM、などを使用して、RD セッションホストにアプリケーションを展開します。
- アプリケーションをプロビジョニングします。
- ユーザーが RD セッションホストからアプリケーションを起動できることを確認します。
- RAS Console からアプリケーションを公開します(手順については、以下を参照してください)。
- Parallels Client からアプリケーションを起動します。
Parallels RAS Console から App-V アプリケーションを公開する
App-V アプリケーションを公開するには、次の操作を実行します。
- Parallels RAS Console で [公開] カテゴリーを選択します。
- 右ペインの下部にある [+] 追加アイコンをクリックします。公開ウィザードが開きます。
- [アイテムタイプの選択] ページで、[App-V アプリケーション] オプションを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- アプリケーションの公開元にするサーバータイプを選択し、[次へ] をクリックします。
- 公開元のサーバーまたはグループを選択し、[次へ] をクリックします。
- [インストールされたアプリケーション] ページで、1 つまたは複数の App-V アプリケーションを選択し、[次へ] をクリックします。
- 概要情報を確認して、ウィザードを完了します。
App-V アプリケーションが公開されると、Parallels Client から起動できます。
注: 起動の問題を回避するには、AutoLoad=2 を使用します。詳細は、https://blogs.technet.microsoft.com/technetsto_sup/2013/11/12/autoload-setting-in-app-v-5-0/ を参照してください。
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