Parallels RAS ファームへの接続組織内に複数の Parallels RAS ファームがある場合でも、同じ Parallels RAS Console インスタンスを使用して管理できます。Parallels RAS Console は、デフォルトでは他の Parallels RAS コンポーネントをインストールしたのと同じサーバーにインストールされますが、ネットワークの任意のコンピューターにインストールできます。 Parallels RAS ファームへの最初の接続 Parallels RAS Console を初めて開くときには、ログオンダイアログが表示され、以下の項目を指定する必要があります。
接続プロパティを入力した後に、[接続] をクリックして、ファームに接続し、RAS Console を開きます。 初回の接続時には、[接続を編集] ボタンを押しても情報が表示されません(これは既存のファームの接続を編集するときに使用します)。このタイミングではこのボタンを無視できます。このボタンの使用方法については、本セクションの終わり近くで触れます。 別の Parallels RAS ファームへの接続 別の Parallels RAS ファームに接続する場合、Parallels RAS Console からいったんログオフし、ログオンダイアログを再度表示する必要があります。このためには、次の操作を実行します。
Parallels RAS ファーム間の切り替え 同じ Parallels RAS Console インスタンスから複数のファームに接続した後、次のようにしてそれらのファームを簡単に切り替えられます。
ファームは、コンソールからログオフし、希望のファームを RAS ログオンダイアログの [ファーム] ドロップダウンリストから選択することでも切り替えられます。別の方法として紹介しておきますが、前述の方法のほうが便利です。 Parallels RAS ファーム接続の編集 本セクションの始めで説明したように、RAS ログオンダイアログには [接続を編集] ボタンがあります。これをクリックすると、[Parallels RAS ファームの管理] ダイアログが開きます。 ダイアログ左側の [ファームの接続] ペインに、過去に少なくとも 1 回接続したことのある Parallels RAS ファームが一覧表示されます。すでに必要のない接続がある場合、その接続を選択し、一番上の [-] アイコンをクリックすれば削除できます。接続が削除されると、RAS ログオンダイアログや Parallels RAS Console([場所] ドロップダウンリスト)に表示されなくなります。 ダイアログ右側の [Connection Broker] ペインに、選択されたファームの接続に対応する RAS Connection Broker が一覧表示されます。デフォルトでは、プライマリ Connection Broker がリストに表示されますが、必要に応じて Connection Broker をさらに追加できます。ファームに接続する際、Parallels RAS Console は最初にプライマリ Connection Broker を試行します。接続が確立できない場合、Parallels RAS Console は [Connection Broker] ペインに一覧表示されている順番で他の Connection Broker を試行します。リストに Connection Broker を追加するには、[+] アイコンをクリックしてから、サーバーの FQDN または IP アドレスを指定します。 |
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