Parallels RAS をインストール
Parallels RAS をインストールするには、以下の操作を実行します。
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Parallels RAS をインストールしているコンピューターに管理者権限があることを確認します。
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RASInstaller.msi
ファイルをダブルクリックし、Parallels RAS のインストールウィザードを起動します。”Parallels RAS のこのバージョンはテスト目的でのみご使用いただけます”で開始されるメッセージが表示された場合、ご利用のバージョンが公式のビルドではなく、本番環境での使用が禁止されていることを意味します。
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画面上の指示に従います。
注:
インストールやアップグレードを行う際には、ライセンス契約に記載されている内容を確認し、同意した上で行ってください。プログラムによる展開の場合は、ライセンス契約の条項をお読みの上同意したものとみなされます。
注:
メジャーバージョンからアップグレードする場合(たとえば、Parallels RAS 18 から Parallels RAS 19)、新バージョンの各コンポーネントのシステム要件が記載されたメッセージが表示されます。現在の環境ですべてのコンポーネントがアップグレード可能であることを確認するために、これらを注意深くお読みください。システム要件を満たさないシステムにコンポーネントをインストールした場合、そのコンポーネントは動作しないことに注意してください。
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「インストールタイプの選択」
ページに進み、以下の中から選択します。
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Parallels Remote Application Server
を指定します。RAS Console、RAS 管理ポータル、RAS Connection Broker、RAS Secure Gateway、RAS RD セッションホストエージェント、RAS PowerShell、および RAS ウェブ管理サービスを同じマシンにインストールするデフォルトのインストール方法です。この方法は、テストや小規模な本番環境に最適です。
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Parallels RAS テナントブローカー
: このオプションはテナントブローカーをインストールします。なお、テナントブローカーは、既存の RAS ファームとは別のサーバーにインストールする必要があります。テナントブローカーの詳細については、
「RAS マルチテナントアーキテクチャ」
の章
を参照してください。
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カスタム:
必要なコンポーネントのみを選択してインストールします。
[次へ]
をクリックした後、個々のコンポーネントを選択できます。現在のサーバーにコンポーネントをインストールできない場合、インストールに利用できないことに注意してください。
「ソフトウェア要件」
を参照してください。
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[次へ]
をクリックします。
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[重要なお知らせ]
ウィザードページのお知らせを確認します。コンピューターでポートの競合がある場合、情報がここに表示されます。競合は後で解決できます。
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[次へ]
をクリックします。
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[ファイアウォールの設定]
ページで
[ファイアウォールルールを自動的に追加]
を選択します。これにより、Parallels RAS が適切に動作するようにこのコンピューターでファイアウォールが構成されます。詳細は、
「ポート参照」
を参照してください。
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[次へ]
をクリックし、
[インストール]
をクリックします。インストールが終了するまで待って、
[完了]
をクリックします。
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RAS のバージョンをアップグレードする場合、コンポーネントをアップグレードするすべてのサーバーの再起動をお勧めします。
別のサーバーに特定の Parallels RAS コンポーネントをインストールする必要がある場合は、もう一度インストールウィザードを実行し、
[カスタム]
を選択し、インストールするコンポーネントを選択します。
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